悩む女子
もしかして病気なのでは?治せるものなら治したい!
いつまでもモヤモヤした気持ちを抱えていては心身ともに良くないと思い、恐る恐る調べてみました。
デリケートゾーンが臭うのは一体なぜ?
多くの女性の悩みの種、デリケートゾーンの臭いはどのようにして発生するのでしょうか。
その原因を探るためには、いつどのような時に臭いが発生するのかを考える必要があります。
例えば生理中や、下着の中がムレている状態の時、病気を発症している場合、などがあります。
そしてもう一つは、これらの時以外でも常に臭いがするという場合です。
では、それぞれの場面においてそれぞれの原因を見ていきましょう。
デリケートゾーンが臭う原因として考えられるのは?
- 生理中
生理中の臭いは経血の酸化が原因です。 - 下着が蒸れている状態
下着がムレている状態では雑菌が繁殖しやすく、それが臭いの原因になります。 - 病気を発症している
デリケートゾーンの臭いだけでなく、おりものの臭いが極端に臭かったり量が極端に増えたりする場合、強いかゆみがある場合などは病気が原因の可能性があります。 - それ以外でも常に臭う
④の「それ以外でも常に臭う」場合、つまり常にデリケートゾーンの臭いがきつい場合はすそわきがが原因の可能性があります。
具体的にどんなにおいになるの?
デリケートゾーンの臭い、具体的にはそれぞれどんな臭いなのでしょうか。
- 生理中
生理中の臭いは経験されているみなさんも多いかと思いますが、独特のウッとくるような臭い(血生臭い)です。 - 下着が蒸れている状態
下着がムレることによって雑菌が繁殖して発生する臭いは、雑巾の臭いに似た刺激臭やアンモニア臭などです。 - 病気を発症している
病気が原因の臭いの特徴は、膿のような悪臭、魚のような生臭い臭い、生ごみのような腐敗臭です。 - それ以外でも常に臭う(すそわきが)場合
すそわきがの臭いは、玉ねぎような臭い、鉛筆の芯のような臭い、チーズのような臭いなどです。
以上、大まかに分けるとこのような感じになります。
デリケートゾーンの臭いは、混ざりあったり人によっての感じ方の違いなどで変わってきたりもしますので目安として参考にしてみてください。
臭いの対策・解消法はありますか?
- 生理中の臭いの場合
生理中の臭いは経血が酸化することによって発生します。
体外に出た経血が酸化するまでの時間は約15分と言われていますので、たくさん出たと感じたら早めにナプキンを交換することが大切です。 - 下着がムレている状態の場合
雑菌の増加を防ぐために普段から清潔に保つということがまずは大切です。
下着を通気性の良いもの変える、雑菌などの繁殖の場所になり得る陰毛のお手入れをするなどの対策も有効です。 - 病気を発症している場合
決して自己診断をせず病院に行って診察を受けましょう。 - それ以外でも常に臭う(すそわきが)場合
食生活を見直す、陰毛のお手入れをする、すそワキガ専用のデオドラント剤を使用するなどが対策として挙げられます。
以上がデリケートゾーンが臭うそれぞれの原因に対する対策になります。
また、全てにおいて共通して対策となるのは、やはり清潔に保つということです。
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清潔に保つには、デリケートゾーン専用デオドラントを使う
デリケートゾーンの臭い専用のデオドラントは実はそんなに数は多くありません。
デリケートゾーンはとても敏感なところですので必ずデリケートゾーン専用のデオドラントを使用するようにしましょう。
清潔に保つには、デリケートゾーン専用ボディソープで洗う
デリケートゾーンの臭い対策で重要な、清潔に保つという上では、まず洗うというところが大切です。
デリケートゾーンを洗うのはやはりデリケートゾーン専用のボディソープで洗うことが重要です。
敏感な場所は、優しい素材のものでなければ荒れてしまったり、臭いが逆に増してしまったりすることがあるので注意が必要なのです。
清潔に保つには、デリケートゾーン専用クリームを使う
デリケートゾーン専用のクリームは臭い対策にはとても有効です。
デリケートゾーンに優しい素材で構成されていることはもちろんのこと、消臭力、殺菌力、持続力にも優れていて即効性もありますので、すそわきがなどの常に臭っている状態への対策にはとても効果の高い対策と言えます。
考えられる病気はどんな病気ですか?
悩む女性
デリケートゾーンの臭いに悩む女性が多い中で、その原因が病気だとしたら。。
それはまた、ただの臭いの悩みというだけなく、さらに心配になりますよね。
病気が原因の場合どのような病気が考えられるのでしょうか。
膣カンジダ
カンジタ菌が原因の炎症で、おからやカッテージチーズのようなポロポロとしたおりものが特徴。
妊娠やピルの服用、疲労、ストレスが原因となる場合がある。
細菌性腟症(非特異性腟炎)
複数の細菌に感染して起こる炎症、淡い黄色のおりもので粘着性があるのが特徴。
性交渉で感染する場合が多く、魚のような生臭い強い臭いがする。
腟トリコモナス
トリコモナス原虫による感染症、性交渉やトイレ、タオルなどから感染する場合もある。
黄白色の泡状のおりものや悪臭、かゆみが伴う。
淋菌性腟炎
淋菌が原因の炎症、性交渉で感染することが多い。
粘っこい膿性のおりものが特徴で痛みを伴い、稀に排尿困難を引き起こすことがある。
陰部疱疹(性器ヘルペス)
ヘルペスウィルスに感染することが原因の炎症、水疱性の発疹ができ痛みを伴う。
排尿時に痛みを感じたり、頭痛が起こることもある。
性交渉によって感染する。
デリケートゾーンの臭いが急にキツくなったときは要注意!
いつもデリケートゾーンの臭いを気にしていれば普段の自分の臭いというのはわかると思います。
そのニオイが急に変化したり、強くなった場合は注意が必要です。
急激な臭いの変化には病気が潜んでいる可能性があるのです。
体調、女性ホルモンの分泌状況によって臭いは多少変化しますが、今まで嗅いだことのない臭い、特に魚のような生臭い臭い、腐敗臭のような臭いがした場合は、放っておかずにすぐに病院で診察を受けるようにしましょう。
デリケートゾーンの病気は不妊の原因になる可能性のある深刻なものもありますので、普段から臭いの変化には注意をし、その裏に隠れているかもしれない病気を見逃さないように心がけましょう。
まとめ
クリアネオ専門家